
バッグを卸の価格で買うことができる、東大門の南平和市場NPHをご存知ですか?日本のアパレルショップで売っているレベルの可愛いバッグを、半額以下の価格で購入することができるんです。
今回は、そんな安くて可愛いバッグが買える南平和市場NPHをご紹介したいと思います!
目次
東大門 南平和市場NPHとは?
東大門にある南平和市場NPHとはどんなところなのか、まずは基本情報をご紹介したいと思います。
基本情報

南平和市場NPHは、東大門駅から徒歩5分の場所にある、カバンや服の卸売市場です。毎日のように、海外からバイヤーさん達がおしゃれなカバンなどを探しに来ては買い付けを行なっている場所です。
最近では、海外旅行客も増えており、1つ売りも行なってくれますよ。
- 住所:ソウル特別市 中区 新堂洞 772
- 電話番号:02-2237-0620~22(南平和市場管理事務所)
- 公式HP:www.namph.co.kr
営業時間および定休日

卸売市場は夜中にやっていることが多いのですが、南平和市場NPHも例外ではありません。
- 営業時間:深夜24時〜12時
- 定休日:毎週日曜日
24時ちょうどに行っても空いてない時があるので、30分ほどずらして行った方がいいかもしれません。日本だけなんですかね、時間にパンクチュアルなのは笑
アクセス

南平和市場NPHの最寄り駅は東大門駅か東大門文化公園駅となります。
- 地下鉄東大門駅(1,4号線) 7番出口から徒歩3分
- 地下鉄東大門文化公園駅(2,4,5号線) 1番出口から徒歩8分
東大門駅7番出口からは、大きな横断歩道があるので、そこを渡ればすぐ着きます。東大門文化公園駅1番出口から出て東大門デザインプラザの前を真っ直ぐ通り抜ければ着きますので、いずれの行き方もとても単純です。
どんなバッグが売ってるのか?
南平和市場NPHには具体的にどんなバッグが売られているのか見てみましょう。
平均価格帯

南平和市場NPHには、バッグ・キーホルダー・コインケースなどが売られていますが最も品揃えが豊富なのはバッグです。(カバンの卸市場ですからね)
レザーバッグやPVCバッグ、エルベシャプリエ風のバッグ、ステラマッカートニー風バッグなどしっかりトレンドを押さえたデザインがたくさんありました。
小売だと少し割高になる傾向がありますが平均的な価格帯は、10,000〜25,000ウォン(約1,000〜2,500円)です。
ちなみに、画像にあるバッグは左が20,000ウォン(約2,000円)、右が50,000ウォン(約5,000円)でした。卸市場にしては少し高めの商品を買いましたが、日本で買うのと比べると断然お得です。
バッグの質はいいのか?

バッグは安いと言えど、あくまで卸売市場なだけであって製品の質が悪い訳ではありません。日本で売られているアパレル商品の原価は、定価の約2割だとZOZOTOWNの社長も公言していましたよね。その原価に近い価格で購入できる場所というだけです。
結構いろんなお店を回って、手に取って見させていただきましたが、素材も縫製もしっかりとしていました。
あとは何と言っても、デザインがかなり可愛い!日本ではあまり見かけない珍しく可愛いデザインや、とあるブランドに少し似たバッグがたくさんありました。
バッグを購入する際の注意点
ここからは、卸市場でバッグを購入する際の注意点をご紹介しておきたいと思います。
日本語はほぼ通じない
南平和市場NPHでは、ほぼほぼ日本語は通じません。値段交渉や大量に買い付けをしたいという場合は、韓国語が必須となります。日本のバイヤーさんは現地の通訳さんを手配したりしています。
とは言え、英語すら全く通じない訳ではありません。観光客が買う場合は、「これはいくらですか?」を英語もしくは韓国語で伝えてみましょう。
- 英語:How much is it?
- 韓国語:イゴスン オルマエヨ?(イゴスン=これは オルマエヨ=いくらですか)
そうすると、英語だったか日本語だったかで数字を教えてくれました。数字はわかるんだ、って感じですよね。笑
値札がついていない

どの商品も全て値段はついていません。卸売市場なので定価が存在しないのでしょうね。基本的には店員さんの言い値で購入することになりますが、たくさん購入する際は、値引きしてくれるのだと思います。
値段がついていないので、上記で説明したように値段を聞いてみましょう。
店舗によっては、日本語が割と喋れる方もいらっしゃったので、その人がいるとラッキーです。結構商品の説明もしてくれましたし、イケメンだったので楽しいショッピングができました。笑
現金払いのみ
クレジットカード支払いが流通していると言えど、残念ながら、卸市場は現金払いのみとなります。
クレジットカード支払いって、店舗側が販売価格に対する数%の手数料をクレジットカード会社に支払わないといけないんですよね。
卸売市場では、限りなく原価に近い価格で販売していますので、そんな手数料なんて払っていたら赤字になってしまいます。ですので、現金払いのみとなるんですね。
小売りしていない店舗がある
私が可愛いなと思って入ったお店は全て小売してくれましたが、稀に小売してくれない店舗もあるようです。
もし、欲しい商品があっても小売してくれなかった場合、他の店舗に同じ商品がないか探すといいでしょう。たくさん店舗があるので、同じ商品が違う価格で売っているということがよくあります。
小売してくれなかったからといって諦めず、他の店舗もみて見ることをおすすめします。
迷子にならないよう気に入った店舗を写真に収めておくべき

南平和市場NPHは横に広い敷地となっており、よく似た店舗がたくさん並んでいます。似た店舗が並んでいるせいで「ここいいな、あとでまた見よう」と思っても帰ってこれないことがあります。笑
実際私も、買おうと決めていた店舗に戻るのに、迷ってしまって3周くらいしてしまいました。
そこでおすすめなのが、気に入った店舗の看板を写メに撮ることです。できれば併せて、店舗や周囲の写真も撮っておくといいでしょう。写真さえあれば、確実に思い出せますしね。
まとめ
南平和市場NPHをご紹介しましたが、いかがだったでしょうか。ショッピング好きな乙女にとっては、興奮すること間違いなし!ぜひ、安くて可愛いバッグをNPHで手に入れておしゃれしちゃいましょう!